まいぷれ五・七・五
2021年1月の「無人駅句会」は8名が参加しました。今回は東氏が選句した8句の俳句をご紹介いたします。

(撮影:和夫)
写真の俳句『寒四郎天使の梯子降りて来る』について
寒四郎:寒とは一月五日頃から節分までをいうが、寒に入って四日目を寒四郎という。
天使の梯子;薄明光線(はくめいこうせん)。太陽が雲に隠れているとき、雲の切れ間から光線が放射状に、地上海上に降り注いだ現象。天使の階段、ヤコブの梯子とも言われる。
この葱は、太く白い部分の多い、深谷葱とか千住葱とかの関東ネギを想像する。白い肌に焦げ目の付いたぶつ切りネギの熱々を蕎麦に乗せて掻け込む、まさに昼飯といった感じだ。この句、上五の「ぶつ切り」が勢いをつけた。気持ちのいい句だ。季語「葱」(冬)。
昔、子供時代に、新年用にと新しい肌着類を用意されていた事を思い出した。新年を迎えるに当たって、新しい下着は気持ちのいいものだ。真っ白だと、殊更にその感が深い。「真っ白」がいい。今では1年があまりに早くて、そんな年用意の気遣いも遣り過ごしてしまいがちだ。季語「年の暮」(冬)。
湯豆腐には豆腐以外にも野菜など具材も賑やかだ。豆腐だけのシンプルさも乙ではあるが 。ま、それはそれとして、ぐつぐつ鍋には具材が右往左往、浮いたり沈んだり、ここ一番豆腐を捕まえようとするのだが、素直に箸に掛からない。追えば逃げるのだ。まさに放蕩したるが如くである。「放蕩したる」とはユーモアがある、手柄である。季語「湯豆腐」(ふゆ)。
70歳を過ぎてもまだまだ老いを受け入れない私だが、世間では充分に老人に括(くく)られているだろう。思えばあっと言う間だ。そう言った思いを感じながら、また時代を感じながら、新年を祝って屠蘇を酌むのだ。やるせないが仕方ない。つくづく若い肉体を羨ましく思うこの頃だ。」季語「屠蘇」(新年)。
年末の忘年の客として、何人かの来客があったのかもしれない。また、忘年会の流れで家に押しかけて来たのかもしれない。新婚の家かもしれない。玄関に靴はランダムに。お内儀は丁寧に靴を揃え直すのだ。どたどたと上がって、コートを脱ぎ捨てくつろぐ客。でもどこか温かい、冬ぬくしといった感慨だ。お内儀に笑みが浮かぶ。季語「冬ぬくし」(冬)。
マリさんの旦那だろうか、鰺か何か、釣ってきた魚をマリさんが捌き干物にしたのだろう。頂いちゃった。寒風の最中(さなか)、程よく乾き食べ頃だ。磯の香十分、新鮮さ十分。あっと言う間に日が落ちる、早い日暮である。季語「暮早し」(冬)。
春秋戦国時代は古代中国の変動期。謀略、策略、覇権を求めて古今東西、いつの世も戦国時代は哀しいものだ。これは世の常なるか。雑炊の中もぐつぐつ、戦国である。雑炊の熱いのも常であろう。季語「雑炊」(冬)。
「数え日」とは「もういくつねると・・・」の歌にあるように、年末の数日を言う。年末の休日を利用しての一人旅である。思いつくままの旅に近い。JRの川沿いの単線に乗り込む、大概は一両である。気が付けば、普段に乗降客のほとんど無い駅舎に降り立っていた。あたりは急峻な山々ばかりだ。風の音が疾(はや)く谷を下る、冷たい風だ。でも何処か心地良いのだ。一人の至福の時間と言っていい。季語「数え日」(冬)。
(東英幸 記)
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