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松山ゴルフショップ特集

シーズンオフこそ大切!ゴルフクラブのメンテナンス特集

更新)

提供:FROG GOLF

ゴルフシーズンから少し落ち着く冬場。この時期だからこそ、クラブのメンテナンスに時間をかけてみませんか?まいぷれ編集部では、FROG GOLF(フロッグゴルフ)の小岡さんに、メンテナンスの重要性や具体的な方法について詳しくお話を伺いました。

小岡皇王さん
FROG GOLF店主プロフィール
小岡皇王さん
大手ゴルフ量販店の店長を長年務めた後、2018年10月に地元松山のゴルフ練習場内2階に「FROG GOLF」をオープン。 練習場インショップという環境にありながら、店内にもPRGRの最新の弾道・クラブ軌道計測機器を完備し、お客様のゴルフのお悩みの原因をしっかり解析。 的確なアドバイスのもと最適クラブをおすすめしている。長年の経験によるクラフト技術で丹念に仕上げられたクラブは、お客様から高い評価を得ている。

FROG GOLF

ゴルフ用品販売、クラブフィッティング、クラブ加工・修理

高精度機器でスイングを分析! 自分に合うクラブが見つかる専門店

松山市久万ノ台169-1 内海ゴルフガーデン2階

シーズンオフこそ大切!プロ直伝のゴルフクラブメンテナンス完全ガイド

なぜ今がメンテナンスのベストタイミング?

 

小岡さん:

「12月はグリップ交換のご依頼が特に多いんです。シーズンオフに入って、来期に向けて準備を始める方が増えてきますね。この時期なら、じっくりとメンテナンスができますし、新しいグリップに慣れるための練習時間も十分に取れます」

日々のメンテナンス方法

1. グリップのケア

小岡さん:
「グリップは中性洗剤で洗って、陰干しで完全に乾燥させることをおすすめします。この簡単なケアだけでもグリップ力は大きく変わってきますよ」

 

具体的な手順:

  1. 中性洗剤での丁寧な洗浄
  2. きれいな水でしっかりと洗い流す
  3. 陰干しで時間をかけて乾燥
  4. 完全乾燥を確認してから使用

2. シャフトのケア

小岡さん:
「シャフトは素材によって全く異なるケア方法が必要です。特にスチールシャフトは錆びやすいので注意が必要ですね」

 

【スチールシャフトの場合】

  1. パーツクリーナーでの拭き取り
  2. 油系保護剤の薄い塗布
  3. 柔らかい布での丁寧な拭き取り

 

【カーボンシャフトの場合】

  1. パーツクリーナーでの拭き取り
  2. 柔らかい布での乾拭き

3. ヘッド&シャフト接合部(ソケット)の点検

小岡さん:
「温度変化や湿度の影響で、ヘッドとシャフトの接合部が緩むことがあります。ここは特に注意が必要な箇所です。衝撃が一番かかる部分なので、浮いてきている状態で使用を続けると、水分が入って腐食の原因になったり、最悪の場合は折れてしまう可能性もあります」

 

【要注意ポイント】

  • 接合部に隙間がないかチェック
  • 打球時の違和感の有無を確認
  • 浮きを発見したら早めの修理を

サビへの対処について

 

小岡さん:
「特にノンメッキウェッジのサビ取りについては、あまり神経質になる必要はありません。むしろ錆びた状態で使用することで、独特の艶と味わいが出てくるんです。必要な場合は柔らかいスチールタワシと錆取り用の金属磨きで軽く手入れする程度で十分です」

グリップ交換について

 

小岡さん:
「グリップ交換は、慣れていない方は自分でやらない方がいいですね。途中で挫折される方も多いですし、プロに任せていただければ、きれいに仕上がりますし手間もかかりません。特に、グリップの両面テープの作業は経験が必要です。一本だけなら挑戦してもいいかもしれませんが、セット全部となると相当な時間と労力がかかります」

グリップ写真

パターグリップの特徴

 

小岡さん:
「パターは特にグリップの影響が大きいんです。太さ、形状、長さ、重量のすべてがスイングに影響します。また、プロの使用モデルの影響を受けやすい分野でもあります。通常のグリップと比べて価格帯も高めで、4,000円以上するものも珍しくありません」

グリップ選びの新常識!素材・メーカー徹底ガイド

グリップの素材による特徴の違いや、各メーカーの特徴、選び方のポイントについて、小岡さんに詳しく解説していただきました。

グリップ素材の基礎知識

 

小岡さん:
「グリップの素材は大きく分けて2種類あります。エラストマー素材(人工ゴム)と天然ゴムです。現在の市場ではエラストマー素材が約7割、天然ゴムが約3割という割合になっています」

 

エラストマー素材(人工ゴム)の特徴

小岡さん:
「エラストマー素材は水分を含みにくく、表面の油分を拭き取ればグリップ力がすぐ戻るのが特徴です。ただし、新品時は滑りやすい傾向があります。また、設計の自由度が高いので、硬さも柔らかいものから硬いものまで作れますが、柔らかくしすぎるとトルク感が出てしまい、ミスヒット時の衝撃が手元に伝わりやすくなってしまいます」

  • 水分を含みにくい
  • グリップ力が長持ち
  • すり減りやすい
  • 加工がしやすい

 

天然ゴムの特徴

小岡さん:
「天然ゴムは乾いている時のグリップ力が非常に高いのが特徴です。ただし、水分を含みやすく、テカリが早く出始めたり、雨の日などはグリップ力が低下しやすい傾向があります」

  • 晴天時の優れたグリップ力
  • 水分を含みやすい
  • テカリが出やすい
  • 雨天時のグリップ力低下

各メーカーの特徴

 

主要メーカーから新興のメーカーまで、小岡さんのお話とともに、特徴を紹介していきます。

1. ゴルフプライド(Golf Pride)

小岡さん:
「ゴルフプライドはメジャートーナメントでの使用率が85%以上(※)を誇る、60年以上の歴史を持つアメリカのメーカーです。天然ゴムが主流で、ゴムの色自体を変えたり、文字の色を変えたりとバリエーション展開も豊富です」

  • 世界4大メジャーでの使用率85%以上(2023年実績)(※)
  • 1947年に世界初のラバー製ゴルフグリップを開発
  • 1953年にスリップオンタイプのグリップを開発
  • 選手との使用契約を結んでいない(選手が自主的に選択)
  • 天然ゴム素材による優れた耐久性と衝撃吸収性

※リサーチ会社ダレルサーベイ調査による

2. イオミック(IOMIC)

小岡さん:
「イオミックはゴルフプライドと並ぶ大手メーカーです。エラストマー素材を主体に展開していて、日本のゴルフ業界では大きなシェアを持っています」

  • 独自開発の新素材「IOMAX」を使用
  • グリップのトルク(ねじれ)研究に特化
  • 2004年にカラーグリップを発売し業界に革新をもたらす
  • 暖色系統中心のカラー展開(心理的な影響を考慮)

3. STMグリップ

小岡さん:
「STMは面白い経歴を持つメーカーです。もともとコンビニのスプーンなどを作っていた会社なんですが、コロナ禍で天然ゴムや他の原材料の供給が難しくなった時期に、完全自社工場での生産体制を活かして急成長しました。供給の安定性が評価され、ヨネックスなど大手メーカーにも採用されています」

  • カーボンテクスチャー加工による高いグリップ力
  • 9,568本のカーボンエンボスを360度同パターンで配列
  • シームレスデザインによる全方位グリップ性能
  • 3年の開発期間を経て完成した独自の製造工程
  • 特許・実用新案取得済みの技術

4. パルマックス

小岡さん:
「パルマックスは約6年前に登場した比較的新しいブランドですが、高品質な天然ゴム製品で知られており、プロゴルファーの使用率も高いです。基本的に1種類のモデルのみで、サイズとカラーバリエーションを展開しています。価格は高めですが人気があります。ただし、供給面では課題があり、発注から納品まで3ヶ月ほどかかることもあります」

  • 国内屈指の製造工場での生産
  • 材料から成型、色入れ、研磨まで全工程を職人による手作業
  • ABラバー(天然ゴム)素材を使用
  • M60(50g±1g)とM62(45g±1g)の2サイズ展開
  • バックライン有無の選択が可能
  • GOLD、WHITE、SKY BLUE、LIME GREEN等豊富なカラーバリエーション
  • 各色2,420円(税込)の統一価格

5. Mr.G

小岡さん:
「Mr.Gは去年からスタートした新しいブランドです。SNSを活用した情報発信に力を入れていて、若い世代向けのデザイン性が特徴です。エラストマー素材を使用し、太めの1型のみですが、文字色を7色展開しているのが特徴です。まだプロの使用実績はありませんが、今後の成長が期待できるブランドですね」

  • エラストマー素材に撥水効果を持つ新素材を配合
  • 表面と裏面で異なるエンボス模様によるグリップ力の向上
  • 中指・薬指側に凸形状、親指側は異なる形状を採用
  • 余分な水分を吸収せず、簡単な拭き取りで除去可能
  • InstagramやSNSでの情報発信に注力
  • パター用グリップや新色の追加など積極的な商品展開を予定

グリップ選びの重要ポイント

 

1. 太さの選択

小岡さん:
「太さの選び方は特に重要です。たとえば野球やテニスをされていた方は太めのグリップを好む傾向がありますし、手が小さい方は細めを好まれることが多いです。最近は太いグリップも増えてきていますが、ショップで実際に握って確認するのが一番確実ですね」

  • 基準となるのはM60サイズ
  • ミッドサイズやオーバーサイズなどの表現が一般的
  • パター以外のグリップは円に近い形状が規定
  • グリップテープの巻き方で微調整も可能

 

2. バックラインについて

小岡さん:
「最近のクラブメーカーはバックライン無しを採用しているところが多いんです。ただ、昔からゴルフをやっている方は、バックラインありを好む傾向にあります。バックラインがあると常に同じ位置でグリップできる利点がありますが、手に当たる突起が違和感になる方もいらっしゃいます」

 

 

3. 価格による違い

小岡さん:
「価格帯は1,300円から2,000円くらいが主流です。天然ゴムになると2,750円とか、結構高くなります。13本フルセット交換すると40,000円くらいかかってしまいますが、理想を言えば1年に1回は交換したほうがいいですね。中のテープも劣化してきますし、プレーに影響が出てきます」

  • エラストマー素材:1,300円~2,000円
  • 天然ゴム:2,750円前後
  • 価格の年々の上昇傾向
  • 交換推奨期間:約1年

 

4. 気をつけたいポイント

小岡さん:
「グリップは好みの部分が大きいですが、まずは自分のスイングスタイルや手の大きさに合わせて選ぶことが大切です。見た目やカラーも大事ですが、機能面をしっかり考慮して選んでください。特に雨の日のプレーが多い方は、エラストマー素材が向いているかもしれません」

グリップ交換の費用と時期について

 

小岡さん:
「グリップ交換の価格は年々上昇傾向にあります。僕がゴルフ業界に入った時は640円だったグリップが、今では1,320円になっているものもあります。去年だけでも2回価格改定がありましたね。昨年の12月には、お客様のグリップ交換で2,750円のグリップを14本交換して会計が4万円を超えていたので、一瞬会計が本当に正しいか目を疑ってしまいました(笑)」

 

交換時期の目安

  • 1年~1年半を目安に交換推奨
  • オフシーズンでの交換がおすすめ
  • よく使用する番手は適宜交換
  • プロは1~3ヶ月で交換するケースも

小岡さん:
「理想は、安いグリップでもいいのでこまめに交換することです。高価なグリップを長く使うよりも、手頃な価格のものを1年で交換していく方が、プレーへの影響は少なくなります。どうしても予算は気になりますが、クラブと唯一接する部分なので、しっかりとメンテナンスしていただければと思います」

まとめ

 

グリップ選びとメンテナンスは、ゴルフライフを充実させる重要な要素の一つです。素材の特徴や自分のプレースタイル、予算に応じて最適なグリップを選び、適切なメンテナンスを心がけることで、より快適なゴルフライフを送ることができます。

特にシーズンオフの時期は、じっくりとメンテナンスができ、新しいグリップに慣れる時間も十分に取れます。ぜひ、この機会にグリップのメンテナンスや交換を検討してみてはいかがでしょうか。

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※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。