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第10章 人と本が集まるのが古本屋 6 古本買取のあれこれ ジャズの好きな老マルキスト 142

写楽堂

出張買取に伺ったのは2年ほど前である。
今回残りの本を処分したいとのこと、松山近郊である。
昭和12年の生まれですから、かなりの高齢者で、歩くのもつらいほど動作が緩慢であった。特別養護老人ホームに住んでいる。

目玉の商品は、
『超越の響き―モーツァルトの作品世界』 小学館
『三谷隆正全集』 岩波書店
『関根正雄著作集』 新地書房
『内村鑑三目録』 教文館
『歴史の研究 全25巻』 著:トインビー

2年前の時に『矢内原忠雄全集』を出していただいた。その時に聞いた話では、千葉県のある町で朝日新聞の配達をしていたそうです。東京にいたときは名曲喫茶が流行していた頃で夢中だった。新宿、渋谷、東京のどこに行ってもこれがあった。
小生も1970年前後、お茶の水の駅前に3,4階のドでかい喫茶があって、クラシックが流れていたのを憶えている。
クラシック、ジャズ、そしてアメリカのフォーク、ビートルズは喫茶店で聞いたことから始まっていった。何か新しいもの、魅かれていくものがあった。
キリスト教については氏が今治市にいた時、矢内原が東京大学学長になられた折に、矢内原が今治市出身であったことから興味を持ち始めたらしい。
矢内原自身は無教会主義者の内村が主催していた聖書研究会に入会したことで信仰を深めていった。

年老いてなお、若き頃に身に付けた思想は生き続け、その人の強さとなっているのではなかろうか。

矢内原は、新居浜の住友総本店に入り、別子銅山に配属されている。
矢内原は「帝国主義下の台湾」を著し、1937年に中央公論に国家の思想と題する評論をよせた。これが矢内原の東大追放の一因となった。

正義とは、弱者の権利を強者の侵害・圧迫から守ることであること、国家が正義に背反したときは国民のなかから批判が出てこなければならないとする。この論理は今日の民主主義であり、この延長上に革命無罪論が成立する。

■お知らせ■
2022年10月、実店舗復活オープン!店売り始めます!
毎週月〜金の12:00〜17:00に写楽堂安城寺店にて店売りを始めます。
詳しくはこちらからご覧ください↓
古本実店舗復活オープン!店売り始めます!
  • 営業中09:00〜18:00
    詳細
    • 日曜日 定休日
    • 月曜日 09:00~18:00
    • 火曜日 09:00~18:00
    • 水曜日 09:00~18:00
    • 木曜日 09:00~18:00
    • 金曜日 09:00~18:00
    • 土曜日 09:00~18:00

    日曜日休業(年末年始除く)
    ※実店舗での販売は(月)~(金)11:00~16:00

0120-965-525

基本情報

名称写楽堂
フリガナシャラクドウ
住所791-8006 松山市安城寺町966-1
アクセス伊予鉄高浜線衣山駅より2.6km
電話番号0120-965-525
メールアドレスsharakudou21@nifty.com
営業時間
日曜日
定休日
月曜日
09:00~18:00
火曜日
09:00~18:00
水曜日
09:00~18:00
木曜日
09:00~18:00
金曜日
09:00~18:00
土曜日
09:00~18:00

日曜日休業(年末年始除く)
※実店舗での販売は(月)~(金)11:00~16:00

駐車場あり
古物商許認可番号愛媛県公安委員会許可 821080001713号
ホームページhttps://sharakudou.com/
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