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2026年2月、タイトリストから待望の新作ウェッジ「Vokey SM11」が発売されました。世界中のツアープロに選ばれ続けてきたVokeyシリーズが、さらなる進化を遂げて登場します。

まいぷれ編集部(以下、編集部):今回発売されたタイトリスト Vokey SM11について教えてください。
小岡さん:
「Vokey(ボーケイ)シリーズは、世界中のツアープロに選ばれ続けているウェッジなんです。思い通りの弾道と飛距離、スピンが効いて止まるショット-それらを融合できるのは、Vokeyだけではないでしょうか。職人の技と革新の歴史が築き上げてきたショートゲームパフォーマンスの新しい基準が、プレッシャーのかかる一打でVokeyが選ばれ続ける理由ですね」
Vokeyシリーズの設計を手がけるボブ・ボーケイ氏は、プロゴルファーのクラブを直接グラインドする伝説的な職人です。今回のVokey SM11開発にあたっては、クラブの重心管理に徹底的なこだわりを持って取り組んだといいます。
小岡さん:
「前作のSM10をツアープロが使用している状況を詳しく分析したところ、ある重要な傾向が見えてきたんですよ。多くのツアープロが『Tグラインド』というモデルを好んで使用していたんです」
その理由を追求した結果、Tグラインドの重心位置が非常に心地よいポジションにあることが判明しました。しかし課題もありました。同じロフト角でも、ソールの削り方(グラインド)が異なると重心位置がバラバラになってしまい、「本当はMグラインドを使いたいけれど、振り心地がTグラインドと違う」という声が数多く聞かれたのです。

この課題を解決するため、Vokey SM11では驚くべき技術革新が施されました。同じロフト角であれば、すべてのグラインドで重心位置を完全に統一したのです。
小岡さん:
「これ、本当にめちゃくちゃ難しいことなんですよ。ソールを削るということは、当然ながら重量配分が変わります。削り方が異なるのに重心位置を同じに保つというのは、技術的に極めて難しい挑戦なんです」
しかしタイトリストはこの難題をクリアし、どのグラインドを選んでも安定した打ち出し角と一貫した弾道・飛距離を実現しました。スイングタイプやコースコンディションに合わせてソール形状を自由に選べば、イメージ通りのターゲットウィンドウを狙いやすくなります。これがVokey SM11最大の進化ポイントといえます。

重心位置の統一に加え、Vokey SM11では新開発の「Vokeyスピンシステム」が搭載されています。これはスピンをより最適にコントロールするためのシステムで、あらゆるプレースタイルに対応する多彩なグラインドと融合することで、思い描いたショットを打ちきるためのクラブになっています。同時に、ショートゲームへの自信をもたらしてくれる革新的な技術です。

すべての優れたウェッジショットは、理想的なコンタクトから生まれます。グラインドの役割は、クラブを安定した入射角と再現性の高いインパクトへと導くこと。Vokey SM11には、ツアーで実証された6種類のグラインドがラインナップされています。
小岡さん:
「元々前作からソールのグラインドの種類が豊富なのがVokeyの特徴なんですが、Vokey SM11ではロフト角によっては5種類ものグラインドが用意されているんですよ。多くのメーカーが2~3タイプのグラインドを用意する中、この豊富なバリエーションこそがVokeyシリーズの大きな強みですね」
それぞれのグラインドには明確な特徴があり、プレーヤーのスイングタイプや好みに合わせて選ぶことができます。
Vokey SM11は、ロフト・バウンス・グラインドの最適な組み合わせにより、溝の下から「2番目から5番目」の間での確実な打点を実現します。これにより安定したパフォーマンスと、どんなショットにも自信を持って臨める安心感が得られます。
グラインドとは、ウェッジのソール部分の削り方のことです。打ち方やコースコンディション、好みによって最適なグラインドは異なります。
小岡さん:
「ウェッジを選ぶ時に、普通の人って漠然と選んでいる方が多いんですよね。多くのゴルファーは『どのグラインドを選べばよいか分からない』という状態だと思います。中には『あのプロが使っているから』という理由で選ぶ方もいらっしゃいますね」
しかし、Vokey SM11なら、同じロフト角でグラインドを変えても重心位置が変わりません。そのため、純粋に自分の打ち方やプレースタイルに合ったソール形状を選ぶことができます。自分のスイングタイプに合った組み合わせを見つけることで、ウェッジショットの可能性を最大限に引き出すことができるのです。

FROG GOLFでは、Vokey SM11の試打クラブを17本用意しています。豊富なグラインドバリエーションの中から、お客様の打ち方やスイングの特徴に合わせて最適な一本を見つけるお手伝いをしています。
小岡さん:
「グラインドの選び方は、実際に打ってみなければ分からない部分も多いですからね。フィッティング、試打をしてもらって見極めるのが大事なんです。ウェッジ選びで迷っている方、ショートゲームのスコアアップを目指している方は、ぜひ一度フィッティングを体験してみてください」
理想のウェッジセッティングを見つけることで、きっとゴルフライフが変わることでしょう。
Vokey SM11の価格は29,700円(税込)で、通常シャフト込みの価格です。メッキ仕上げが変わっても同価格となっています。
| 製品名 | タイトリスト Vokey Design SM11 ウェッジ |
| 価格 | 29,700円(税込)※通常シャフト込、メッキ仕上げが変わっても同価格 |
| グラインド | 6種類(F・M・S・D・K・T) |
| ロフト角 | 44度~60度まで幅広くラインナップ |
| 主な特徴 | 同一ロフト内での重心位置統一 新開発Vokeyスピンシステム搭載 ツアーで実証された6種類のグラインド 世界のツアープロに高い支持を獲得 |

ボブ・ボーケイ氏自身も、今回のVokey SM11については特に強い自信を持っているといいます。重心位置の統一という極めて困難な技術的課題をクリアし、すべてのゴルファーに理想的なコンタクトを提供できるウェッジに仕上がりました。
小岡さん:
「プロの使用率が高いウェッジで、信用度も高いです。『ショートゲームをもっと思い通りに』という言葉の通り、すべてのゴルファーには、グリーンまわりでもっと輝ける力があるんです。Vokey SM11は、その力を引き出してくれるクラブだと思います」
タイトリスト Vokey SM11 ウェッジのフィッティングやご購入に関するお問い合わせは、FROG GOLFまでお気軽にどうぞ。自分に合ったウェッジが見つかりますよ!あなたに最適なウェッジ選びを、専門スタッフがサポートしてくれます。
※グラインドの種類や在庫状況については、店舗にお問い合わせください。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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