「ウシ」年がやってきましたよ!
愛媛県立とべ動物園
岩手からのニューフェイス セツナ(前)リリィ(後)
左からセツナ、リリィ、コマチ(とべ生まれ)
新たな仲間が加わりサバンナ展示場も賑わってきました
リリィ。日なたに座ってリラックス。
セツナ。性格は「我が道を往く」。
皆さま、あけましておめでとうございます!
2021年の干支は「丑(うし)」。ウシの仲間が主役となる一年ですね。ウシの仲間とは、主に「ウシ科」と呼ばれるグループを指すことが多く、ウシ科は現在の地球上で最も繁栄している哺乳類の科の一つで、約130~140種の動物で構成されています。
サバンナエリアで暮らす長い角が特徴の「シロオリックス」もそんな今年の主役、ウシ科の動物の一種です。昨年の10月に岩手サファリパークからシロオリックスの「セツナ(♂)」と「リリィ(♀)」という若い2頭が仲間入りしました。
マイペースな「セツナ」は早い時期から周りをあまり気にせず、おっとりと過ごしてきた一方で、やや心配性な「リリィ」は同居するグラントシマウマやエランド(こちらもウシ科です)を警戒して、当初は中々落ち着かない様子でした。しかし最近では、リリィも周囲との適度な距離感を覚えてきたため、展示場での行動範囲を拡げたり、座って日光浴をするなど、のんびり過ごす姿も見られるようになりました。来園から3ヶ月たった今では、サバンナエリアの一員として展示場を賑わせてくれています。
冷え込む日が続きますが、東北出身の2頭は寒さに負けず、元気に過ごしています。彼らが主役のこの一年は、他の動物たちと仲良く、健康に過ごしてもらいたいです。
(シロオリックス担当 髙田優)
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