松山市駅すぐの鍼灸院、花園鍼灸院です
当院は女性の院長が一人ひとりの身体の悩みに対して、東洋医学に基づいた施術を行っています
さて、前回は「気」についてのお話させていただきました。気の状態を観察するために、鍼灸院では手首の脈などで脈診をしているとご紹介いたしましたね。
今回は、治療的なものも含めてご自分の体調を整えるために、「そろそろ鍼灸を受けようかな」というタイミングを知って頂くために、ご自分の気の状態を知るポイントについてご紹介したいと思います
「気の状態」というのは、からだの気の状態、つまりおひとりおひとりの、まだ外側には症状として表れていないかもしれませんが、からだの中の状態ということです
さて、「気の状態って、気を見られないと分からないのでは
?」とおっしゃる方、大丈夫です
気(あるいはオーラみたいなもの)を見られなくても、誰にでもできる「気の状態を知るポイント」があります。それは、睡眠、食欲、排泄、そして特定の年齢の女性であれば月経です
これらは努力で変えることのできない、いわば体の状態がそのまま外に現れるものですので、ご自身の気の状態を具体的な症状として確認できる重要なポイントです
ただし、それにはまず、皆さんがご自分の普段の状態を知っておく必要あります。というのも「普段との差」によって、気の変化(体調の変化)を知ることができるからです。
例えばごく簡単に例をあげてみますと、Aさんは「6時間睡眠、一日3食(量は少なめ)で、通じは2日に1回、小水は6回」、Bさんは「9時間睡眠、一日3食(量は多め)、通じは日に2~3回(主に食後)、小水は6回、月経は28日周期で1週間」というお二人がおられたとします。
普段は6時間睡眠で、昼間も眠くないAさんが「6時間寝ているのに、最近は昼間に眠たくて1時間仮眠をとる」ということになれば、通常、9時間睡眠のBと比較して「でも全体で7時間だから、Bさんよりも少ないし、たいしたことないよね」と思われるかもしれません。さらにAさんとBさんがお友達同士だったりすると、「大丈夫、私なんか9時間寝てるし、それと比べたら少ないよ!」なんて言われたりして、「そうだよね」と思ってしまうことがあるかもしれませんね。
ここで重要なのは「普段の自分の状態と比較すること」であって「体や気の状態がもともと違う他人と比較しない」ということです
「人にとって6時間睡眠がよいか、9時睡眠がよいか」ということではなく、「自分のだいたいの睡眠時間はどれくらいになっているのか」を知るということです。また、ここで申し上げる「普通」とはご自分にとっての「通常の状態」であって「こうでありたい」という時間ではありません。
たまであれば、それほど気になさることはないと思いますが、例えば、それが3週間、1週間、それ以上続く、ということになると、ご自分の「気の変化」を伝える重要なポイントとなってきます。これは他の食欲、排泄、月経全てについて同様に言えます。こういった変化が、治療とも関連してきますので、鍼灸院にいらした際には是非お伝えください。因みに当院の患者さんを見ていると、通い慣れている方は、変化がみられたら3日~1週間でご来院いただくことが多いですね。
次は、「鍼灸が得意な症状」についてご紹介させて頂きますね
当院の施術は「痛くない」「熱くない」鍼灸を心掛けていますので、初めての方にも安心してご利用いただけます。
小児はり、美容鍼やセルフホワイトニング(※)、音波振動器(※)などのメニューもございます。
長年続く身体のお悩み、名前の付けられないつらい症状など、ぜひ一度ご相談ください。