松山市駅すぐの鍼灸院、花園鍼灸院です
当院は女性の院長が一人ひとりの身体の悩みを丁寧にお伺いして、東洋医学に基づいた施術を行っています。
さて今回は灸についてです
灸は「お灸」と言われることが多いように（「お鍼」は聞いたことはありませんが）、ご自身ではなくても、「昔、おばあちゃんがすえてた（おばあちゃんにすえてあげていた）」と言う方もおられるのではないでしょうか？
お灸には、もぐさを皮膚に直接つけるか、或いはあいだに何かを置く（介在させる）かどうかから
①直接灸
②間接灸
に大きく分けることができます。
また、もぐさのもやし方から
③全て燃やす方法
④途中で取る（温める）方法
に分けることができます。
この①＋③、①＋④、②＋③の組み合わせでお灸を行います。よくあるせんねん灸は②＋③のパターンということになりますね
当院では、まず、手首の脈から、使う経絡とツボを決め、そこに全体を調整するためのお灸をおなかと背中にします
その時のお灸は②＋④のパターンです
そして、皆さんの症状に合わせたお灸も行いますが、その場合は①＋③となります

この組み合わせのうち、当院で重視しているのは糸状灸（ｼｼﾞｮｳｷｭｳ）です
これは、米粒の６分の１のサイズ、まさに「糸」のような形のお灸です
通常、顔面には直接灸はしませんが、この糸状灸であれば、例えば顔面麻痺の方にもすえることができます
ところでお灸でつかう「もぐさ」は、よもぎの葉から出来ています。厳密に言うと、葉の裏の「白い毛」からできています
純度の高いもぐさになればなる程、葉や茎などの余分なものが取り除かれ、葉の裏に生えている白い毛の割合が高くなります
この純度の高いもぐさは、細く柔らかくひねる事で、ふわっとしたお灸をすることができますので、この糸状灸には欠かせません
　次回は鍼灸の目的についてお話させていただきますね

当院の施術は「痛くない」「熱くない」鍼灸を心掛けていますので、初めての方にも安心してご利用いただけます。
小児はり、美容鍼やセルフホワイトニング（※）、音波振動器（※）などのメニューもございます。
長年続く身体のお悩み、名前の付けられないつらい症状など、ぜひ一度ご相談ください。

※ セルフホワイトニング・音波振動器のご利用は、当院で鍼灸施術を受けておられる方を対象としております。