◎「数学の文章題について
中1、中2では方程式の文章題をやります。この文章題が苦手な人が多いと思います。
一、 まず、言えるのは、式の立て方にいくつかのパターンがあり、それを覚えることです。
1.速さのパターン
[例]A市からB町を経てC市まで、26kmの道のりを行くのに、A市からB町までは時速40kmのバスに乗り、B町からC市までは時速4kmで歩いたら、2時間かかった。A市からB町まで、B町からC市までの道のりを、それぞれ求めよ。
[画像参照]
このような図を必ず書いてみることです。書き方もこの通りがいいです。なぜなら、上に距離、次に速さ、最後に時間と並べているので、そのまま「速さ分の距離」で時間が出るようになっているからです。この基本パターンをまず覚えることです。
2、割合のパターン
3,整数のパターン
中2では、およそ上の3つで済みます。まず
基本パターンを覚えて、それを完全に使えるようにすることです。これで6割の問題は解けると思います。
二、次に、表に書いて問題を整理することです。これは、頭の中で考えては複雑すぎる問題も、表にすればすっきり式ができる、というものです。
例えば中1で、下のような問題があったとします。
〇ある中学校の全校生徒は450人で、女子の生徒数は男子の生徒数の80%に当たるという。この中学校の男子の生徒数、女子の生徒数はそれぞれ何人か。
男子 女子 計
X人 0.8X人 450人
このような表を作成するだけで
X + 0.8X = 450
という関係式が出来てきます。
これが、頭の中でやるとなかなか出て来ないのです。
このように、何でもまず、表に書いて整理してみることです。
三、 最後に、文章通りに式を作る事です。
例えば、
○2けたのある数の10の位と1の位の和は8である。その数の10の位と1の位を入れ替えると、元の数より36大きくなった。元の数はいくらか。
という問題があったとします。
元の数の10の位をX、1の位をYとします。
「10の位と1の位の和は8」
ですから、 X + Y = 8 です。
次に、元の数は 10X + Y と表せますから
入れ替えた数は 10Y + X となります。
ここで、文章で「10の位と1の位を入れ替えると」とありますから、これが
主語になります。
主語になる語の後に「=」をつけるのが、コツです。
で、入れ替えた数を、最初に書きます。
10Y + X = です。
これが「元の数より36大きくなった」のですから、
10Y + X = 元の数 10X + Y より 35¥6大きいので、
10Y + X = 10X + Y + 36
と書きます。
このように
文章通りに作るのが、一番簡単です。その時、
主語「~は」に当たるところに「=」を入れ、後は文章通り、 大きかったら足す、等と素直にやるのが簡単です。
四、 最後に、計算間違いを絶対にしない事です。せっかく式ができていても、計算ミスをしてしまう人が多すぎます。計算は分数が出て来ても、( )が出て来ても、全部解けるようにしておくべきです。
五、おまけ。これは強い人向けですが、難しい問題を
答えを見ないで解き切る事です。
自力で解けた!という感動が、自信になります。是非、難しい問題もあきらめずに考えてみてください。そして、解けた!という喜びを自信につなげ、数学を得意科目にしてください。