まいぷれ愛媛連携企画!愛媛県内の情報まとめ
愛媛県にある“ちょっと変わったもの”を売っているおもしろ自販機特集【東予エリア編】のPart1です。新居浜市と西条市の自販機をめぐってみました。
最近、盛り上がりつつある“変わり種”自販機界隈。
愛媛県でもいろいろな「おもしろ自販機」が登場しているのをご存知でしたか?
そこで、身近な地域情報をお届けする超ローカルなポータルサイト「まいぷれ」が、おもしろ自販機を調査してみました。今回は、東予エリアのまいぷれ編集部(今治・西条・新居浜・四国中央)による合同調査結果「東予エリア編」の前半、新居浜市と西条市の自販機情報をお届けします!
まずは、新居浜のおもしろ自販機からご紹介!
2020年にオープンした横浜家系ラーメンの「稲和家(いなわや)」に設置された自販機です。
東予エリアでは珍しい家系ラーメンということでオープン当初から話題になっていたラーメン屋さんなのですが、最近こちらにラーメン自販機が現れたと聞いてやって来ました。
自販機はこちら!
お店の入り口にドーンと置いてあるので、すぐにわかります。
冷凍ラーメンと餃子が販売されていました。
内容は写真のような感じで、全国の有名店のラーメンが購入できます。
撮影に行った日は、新潟の「オーモリラーメン」や、東京に本店がある「らーめんバリ男」などが入っていました。NEWのステッカーが付いていたので、内容は時々変わるのかもしれません。
見ていると食べたくなってきたので、スタッフも1つ購入してみました。
選んだのは、東京にある「カネキッチンヌードル」の鶏醤油らぁめんです。自販機に、ミシュランビグブルマンに掲載された人気店とあり、購入前にどんな感じのラーメンなのかある程度わかるようになっています。
タッチパネルで選んで、購入完了!
ここからは、調理&食レポをお届けします。
パックの中には、冷凍麺と冷凍スープ(チャーシュー入り)が入っています。
作り方は、スープを解凍して麺を茹でるだけですが、その時の火加減や茹でる時間などがわかりやすく書かれた紙も一緒に入っているので、料理があまり得意ではない方でも大丈夫!
まずは、スープの解凍から。
大きめの鍋にお湯をわかして袋ごと投入!
続いては麺ですが、その前にどんぶりにお湯をそそいで温めておきます。
麺を茹でます。
ザルにあげてしっかり湯切りしました。
最後に、温めておいたどんぶりにスープと麺を盛り付けて完成!!
今回は購入したパックの内容がわかりやすいように他のトッピングはしていませんが、お好みでネギやモヤシなどを追加してもいいかもしれないですね。
新居浜からの2件目は「佐々木養鶏場」が設置している自販機です。こちらには、卵の自販機があります。
佐々木養鶏場さんは、50年以上の歴史を持つ新居浜市で唯一の養鶏場(※2022年時点)です。エサからこだわった新鮮な手摘みの卵を販売されています。
自販機はこちら!
ロッカータイプで、パックに入った卵が収められています。
「赤玉子」「濃厚玉子」「ジャンボ」など、種類もいくつか選べるようになっていました。
お土産に1つ購入して帰りました。
お金を入れたら、扉の横に付いているボタンを押して取り出すだけです。
今回は、郷(以下の地図の位置)に設置されている自販機に行きましたが、船木、松神子、松の木にも同様の自販機があります。詳しくは、まいぷれ新居浜内の佐々木養鶏さんのショップページ「ささきの玉子」をご覧ください。
新居浜からの3件目は、2022年2月19日にオープンしたばかりの「餃子香月」の自販機です。その名の通り、餃子を購入できる24時間営業の無人販売所です。
餃子香月は徳島県で創業50年以上の歴史を持つ「ふじや」が運営しています。販売されている餃子は自社工場の職人さんによる作りたてを冷凍したものだそうです。
中の様子はこちら!
取材に行った時間が少し遅い時間だったこともあり、にんにく入りタイプはほぼ売り切れ状態でした。にんにく無しタイプもあるので、味や匂いが気になる方はこちらをどうぞ。
餃子以外では「香月特製のタレ」と「保冷袋」が購入できます。
必要な分を袋に詰めたら、料金箱にお金を入れるだけ。完全セルフの無人店でした。
こちらは、後日スタッフが購入してみた餃子です。
薄皮タイプの餃子で、にんにくがよく効いておいしかったです。またリピートしたい一品です!
4月に入って新居浜市に新たな変わり種自販機が誕生していました!
その名も「もつ煮込み みつ子」。
調べてみると、24時間無人販売の餃子店「餃子の雪松」と同じ会社が運営している自販機で、今は主に関東や東北で展開されているそうです。
愛媛では初出店!
2022年4月現在、ここでしか買えません。
自販機の内容はすべて同じ「もつ煮込み」で、1箱1,000円となっていました。
公式サイトによると使用しているモツは、国産豚の上モツ(大腸・小腸)で冷凍状態のままなら、約2ヶ月は保存がきくとのこと。取材スタッフも1つ購入してみました。
ここからは自宅で調理してみた様子をお届けします。
箱の中には、メインのモツとネギ、トッピング用の一味唐辛子などの薬味類が入っていました。作り方の説明書もちゃんと入っているので、それを見ながら作ってみます。
と言っても、ほとんど温めるだけ!
まずは袋ごと湯煎で温めたら、別のお湯に中身を出してさらにひと煮込みすれば出来上がりです。
1箱で約4人前とのことで結構量がありました。
しっかり目の味付けでお米と一緒に食べるのに合う一品です。
ここからは西条市にある自販機です。
すぐ上の新居浜の調査結果の中でもご紹介した「餃子香月」ですが、実は西条でも2月26日にオープンしました!
西条店も新居浜店と同じく、にんにく入りタイプ、にんにく無しタイプがそろっています。購入方法等も同様で、24時間いつでも食べたい時に餃子が買えます(売り切れでなければ!)。
ちなみに取材班が訪れた日は、香月特製の「餃子のタレ」が好評につき売り切れとなっていました。定期的に入荷されているそうなので、見つけたら餃子と一緒に購入しておきましょう。
西条からは餃子の自動販売機店をもう一つご紹介!
こちらも今年(2022年)2月12日にオープンしたばかりの「餃子の雪松」です。
餃子の雪松は、群馬県のお食事処「雪松」で提供されている餃子をベースに作られた冷凍餃子です。創業した80年前から長く支持されてきた味を受け継いでいるそうです。特製タレの販売もありました。
料金箱にお金を入れて持ち帰る方式なので、千円札と小銭の準備をお忘れなく!
ちなみに、餃子の雪松は四国中央市にもオープンしています。
続いて、西条の2件目!
2022年2月にJR壬生川駅の近隣に移転オープンしたばかりの「ママズリヒト」にスイーツの自販機が設置されたとの情報をキャッチしました。
早速チェックに来てみました。
自販機はこちら!
暖かいお店の雰囲気に合わせたラッピングがかわいいので側面の見える写真をどうぞ♪
中身はこんな感じになっています。
一般的な自販機に入っているドリンクが並ぶ中、真ん中の段にママズリヒトの焼き菓子メニューが入っています。各種400円ですが、ビン容器を返却すると50円キャッシュバックとのこと。
続いて、取材班は「りんりんパークー」にやってきました。
こちらには「コイの自販機」があるとのことなのですが……。
自販機発見!
錦鯉の“エサ”の自販機でした。
せっかくなので、1つ購入。
エサやりの様子はこのまま下へスクロールでご覧ください。
最後は番外編、自動販売機……ではないのですが、お金を置いて商品を持って帰るという意味では自動販売機と同じ(?)無人販売所です。
最近は見ることが少なくなってきた気がする無人販売所。昭和レトロな風景とも言えるかもしれません。
撮影中、ご近所さんらしき方がお買い物に来ていました。
(※毎日の販売ではなく、朝、野菜などが採れた時にのぼりを立てていらっしゃるそうです。)
こんな風に商品もお金も無人のところに置いたままが成り立つのは、お店の方が地域の皆さんを信頼し、地域住民もまたお店の方を信頼しているからなのだと思います。
この平和でのどかな風景がいつまでも見られる場所であってほしいですね。
▼2022年4月11日追記
先日、こちらの無人販売所でちょっとおもしろい大根を見つけたので追加情報をお届け!
元々こちらでは、だいだい100円のお野菜が置いてあるのですが、大根の中に何やら貼り付けられているものが……。よく見ると10円玉が2枚、大根に貼ってありました。
どうやら長さが少し短い大根は「20円をお返しします」ということのようです。
1本100円でも十分安いのに、100円を払って20円のお釣りがついた大根が買えるなんて良心的で粋な計らいですね。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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