現在開催中の展示会、木彫作家たなかあつし氏の「木のものがたり展」に行ってきました！

どの作品も優しい顔をした大人や子ども達がたくさん展示されており、忘れかけていたシーンを思い出す、心温まる展示会でした。

木の素材を活かし、ほのぼのとした昔懐かしい作品たちをご紹介いたします。

たなかあつし　ATSUSHI TANAKA

愛媛県松山市中島（怒和島ぬわじま）出身のたなかあつし氏は1986年から木彫人形の制作を始める。怒和島での幼少時代を振り返りながら創作を続けている。

怒和島（ぬわじま）

農業と漁業ともに栄え、伝統が息づく島、それが怒和島。

三津浜港から釣島・中島・二神島・津和地島を経て怒和島になり、忽那諸島の西部に位置します。島の東側に元怒和、西側に上怒和の2つの集落があり、『日本一の働き者の島』と言われるほど、島人の多くは農業を営みつつ漁業権を持っています。愛媛県からの派遣実習生としてアメリカ研修を行った農業後継者が農業の担い手に含まれるなど、全国・海外へと視野を広げる気風があります。

みかん・伊予柑・レモンをはじめ、近年では紅まどんなやカラマンダリンなど幅広く柑橘類栽培を手がけていますが、設備の負担やイノシシの被害増加などがあり、砂地の土地と気候を活かした玉ねぎ栽培も増えてきています。漁業では鯛やハマチを始めとした海の幸にも恵まれ、元怒和・上怒和の入江では”坊ちゃん島あわび”や海藻類の養殖が行われ、島の特産物となっています。

寺や神社・海や山・狭い路地の町並みなど、島の歴史と共に育んてきた場所が多くあり、『第二の故郷』と感じるような穏やかな空気が流れています。（瀬戸内・松山　里島めぐりより引用）

「伝統が息づく島」「第二の故郷」「穏やかな空気」なんて素敵な島なんでしょう！

怒和島の様子から、たなかあつし氏の作品がなぜそんなに優しいのか！わかった気がします。。。

さて、大変お待たせいたしました！ここから作品の紹介です♪

まずはお祭りシリーズ。こちらの作品は子どもたちが見ても楽しめる作品です！

続いては学校シリーズです！

怒和島の情景が浮かびます。。。

続いては季節のモノ

続きまして夫婦シリーズ

最後は、額に入った木彫りの作品。

写真ではわかりづらいですが、少し立体的になっていました。

この作品は、たなかあつし氏が幼少期、両親から言われた言葉だそうです。

何気ない一言が、ずっと心に残っているフレーズなんだそうです。

そういう言葉って皆さんもありますよね！

この日は、たなかあつし氏とその甥、「島のモノ喫茶 田中戸」店主によるトークショーがありました。田中戸店主MCによる、たなかあつし氏の幼少時代の話や、青年時代の話など笑いと感動の1時間でした。

【木彫作家・たなかあつし「木のものがたり展」開催日程】

2019年9月14日（土）～9月24日（火）

11時～18時　入場無料　※作家は毎日在廊予定

詳細→まいぷれイベントページへ

【会場情報】

「島のモノ 喫茶 田中戸」の別邸ギャラリー「Ｋａｄｏ。」

三津浜に残る築約100年の古民家・旧角田邸で、今回の展示会をかわきりにオープンしました。

まいぷれ松山の「NewOpenのお店」特集でご紹介する予定です。

もうしばらくお待ちくださいませ！